プロ教師 小松のブログ

「書かないことには始まらない☆」

2018.01.31
突然ですがみなさん、文章を書くことは得意ですか?
今回は「書くこと」のメリットについて、最近実感したことをお伝えしたいと思います。
 
昨年の11月頃から受験生の面接対策をぽつぽつと受け持ち始めて、あることに気がつきました。学校から渡された面接対策ノート(面接でよく聞かれる質問に対する自分の答えを書き込む冊子)を活用していない人が何人かいたのです。「本番では聞かれたことにその場ですぐ口頭で答えるのだから、落ち着いた状態で文章にまとめる練習をしても意味がないのでは?」と思う人もいるのかもしれません。
しかし、人間、書けないことは言えません!
かろうじて「自分の言いたいことを断片的に話す」ことは出来たとしても、「理路整然と話す」ことは難しいでしょう。「言いたいことが頭の中に何となくある」レベルでは不安ですよね。
「話さなければならないこと」は、書いて「可視化」することで、自分の伝えたいことを整理しブラッシュアップ出来ます。「上手く話せない」「言いたいことがまとまらない」という人は、箇条書きや図でもいいので目に見える形で表現してみると、言いたいことがはっきりしてくるかもしれません。これから面接を控えている人で「そういえば書いて考えてないな・・・」という人はぜひ鉛筆を走らせてみてくださいね。
 
また、数学の証明問題を解くことも「文章を書く行為」ですよね。生徒さんの証明問題の丸付けをしていると、箇条書きにしてしまっている人が多い印象を受けます。どの図形とどの図形が合同・相似なのか、そもそもどの辺・角度が等しいのか、といったことに「気づく」だけでも難しいのに、それをさらに「論理的なつながりのある文章でわかりやすく書く」なんて大変な作業です。
論理的な証明を書くためには、「○○=△△ の前に必ず根拠を言葉で説明する」「接続詞を意識的に使う」「解答を見て、説明の仕方の参考にする」ことを心がけてみてください。証明の書き方が上手になっていくと思います。
 
最後に、私の毎月のこのブログも文章です。毎回締切ぎりぎりに頭をひねって書いているのですが(笑)、「頭の中で全てまとめてから書く」のではなく「とりあえずテーマを決めて、順番を考えずに、ブログのどこかに入れたい文から作ってみる」と、それがきっかけとなって伝えたいことが少しずつ自分の中から出てきます。
何かを伝える時には、可視化して整理するためにも「とりあえず書いてみる」ことから始めてみましょう!