プロ教師 久光のブログ

学習指導要領改訂 ~中学校編~

2017.03.15
みなさん、こんにちは。朝、外に出た際に何となく春の空気を感じるようになった今日この頃です。
もうすぐ4月、新しい出会いの季節ですね!皆さんに素敵な出会いがやって来ることを祈っております。
 
さて、前回は北原先生が小学校の学習指導要領改訂のポイントについて解説してくれましたが、今回は中学校の学習指導要領改訂についていくつかQ&A方式でポイントを確認したいと思います。
 
Q. いつから新学習指導要領で授業が実施されるの?
A. 中学校では、2020年度から順次導入され、2021年度から全面実施予定になっています。
 
Q. 各教科は具体的にどのような内容に変わるの?
A. 大きく変わるのが、やはり英語です。中学校では、基本的に授業はオールイングリッシュで行われることになります。また、中学校で履修する単語数は現段階で1200語程度となっていますが、新学習指導要領では1600~1800語程度に増える予定です。他教科についても、現段階において高校で習う内容を中学校に前倒しするように、学ぶべき量は増え、内容はより高度になっていくと考えられます。
 
Q. 新学習指導要領で重視される「アクティブラーニング」って何?
A. 今までの学校の授業形式は、教師が一方的に話し、生徒はその内容を聞くという講義形式のものが一般的だったと思います。しかし、それでは生徒自ら考え、問題を解決しようとする能力が身につかないのではないかという疑問が生まれ、生徒の能動的な授業への参加を促すアクティブラーニングが導入されるに至りました。
具体的には、体験学習や、ディスカッション、ディベート、グループワークなどが挙げられます。他者に自らの考えを簡潔に話し、積極的に意見を交わすことによる問題発見・解決能力、論理的思考の向上などが期待されています。
 
Q. ちなみに、宮城県の公立高校入試で前期入試が廃止される噂は本当?
A. 具体的なことはまだまとまっていないようですが、前期・後期一本化で今後話し合いが進んでいくと考えられます。教育長は、「早くて、この春に中学校へ入る子どもが高校受験をするタイミング(2020年度入試)をイメージしている」と話しています。入試期間の長期化による学校側の負担や、前期で不合格になった生徒が自信を失うといった現行制度の問題点が改善されることが期待されています。
 
次回は、谷山先生が「学習指導要領改訂~高校編~」を詳しく解説してくれます。お楽しみに!