プロ教師 北原のブログ

本能と戦う!

2018.08.17

こんにちは。先日、私の担当している生徒さんから、こんな相談を受けました。「夏休みに入り一日ずっと家にいます。勉強したいのだけれど、午後になると眠くなってしまい集中できません。どうしたら良いですか?」

 

心当たりのある人は多いかと思います。お昼ごはんを食べた後って、眠くなるんですよね。ある研究によると、人間は午後2時くらいに眠くなるように脳ができているそうです。だから、昼食後に眠くなるのはある意味当たり前な、人間の本能なのです。

だからといって、「じゃあしょうがない、午後は勉強しなくていいや!」・・・というわけにはいかないんですよね。そこで今日は、午後の眠気対策についてご紹介したいと思います。知っていることもあるかと思いますが、再度確認してみてくださいね。

 

①お昼ごはんを工夫する

昼食後に眠くなる原因の一つは、「血糖値が急に上がること」と言われています。中学2年生以上なら勉強しているかと思いますが、人がでんぷん(炭水化物)を食べると、消化して糖になりますよね。この糖を分解するのに体内で出されるインスリンという物質が急にたくさん分泌されることで、眠気を引き起こすのです。つまり、炭水化物(ごはん、パン、麺など)を急にたくさん食べることで眠くなるということです。

その対策としては、お昼ごはんの炭水化物を減らすのが一番です。お米やパンを減らして、おかずをたくさん食べるという方法です。ただ、おうちの方が日中いないため、メニューを変えるのが難しいという人もいるかと思います。その場合は、おかずから先に食べるという方法でも効果があるそうですよ。

 

②カフェインをとる

「眠気覚ましにコーヒーを飲む」というのを聞いたことがあるかもしれません。これは、コーヒーに含まれるカフェインという成分が、眠気を覚ます働きをしてくれるためです。飲んだ30分後くらいから効果が出てくると言われていますので、食後に飲んでみてはいかがでしょうか。

一点気をつけたいことは、「できるだけお砂糖を入れない」ということです。理由は①に関係があるのですが、炭水化物だけでなく、糖分そのものを摂取してもインスリンは分泌されます。ですから、眠気覚ましのつもりで甘いコーヒーを飲んでしまうと、逆効果になる恐れがあります。ブラックコーヒーにするか、低糖のものを選ぶと良いようです。

ブラックコーヒーは苦くて飲めない…という人は、紅茶や緑茶でもカフェインが含まれていますので、試してみてもいいかもしれません。市販のカフェイン剤や眠気覚ましドリンクなどは、成人していないと体に悪影響が出る場合もあるそうですので気を付けてくださいね。

 

③15分~30分、仮眠をとる

上記をやってもどうしても眠い!という時は、思い切って寝てしまうという方法もあります。ただ、夕方まで何時間も寝てしまっては時間がもったいないですよね。そこで、時間を決めてタイマーをかけ、ちょっとだけ仮眠をとるのです。ここでお勧めなのは、ベッドに横にならずに、いすに座ったまま机につっぷして寝るという方法です。横になってぐっすり眠ってしまうと体が「寝るモード」に入ってしまい、起きた後も疲れた感じが続いてしまいます。少しだけ寝ることで、脳に「よし、寝たぞ!休憩できた!」と思い込ませるのです。

これを②と合わせて実行すると、さらに効果的です。コーヒーを飲んでから仮眠をとることで、起きる頃にはカフェインが働くのですっきり目が覚めます。

 

眠気を覚ます方法はほかにもたくさんあるようなので、悩んでいる人は調べてみてもいいかと思います。インターネットでも色々と出てきますし、パソコンやスマートフォンが使える場合は、画面から出る光に眠気を覚ます効果があると言われているので一石二鳥かもしれません。(ただし、だらだらとインターネットをしすぎないように注意です!)

 

ちなみに、最初に書いた生徒さんから「先生は夏休み、どうやって勉強していましたか?」とも聞かれました。以前にも書いたかもしれないのですが、私は高校3年の冬近くまで部活があったので、夏休みは朝から夜まで練習でした。10月末まで合宿もありました。そのため家に帰ってからしか勉強ができなかったので、限られた時間で集中して勉強していたように思います。夏と秋の合宿には勉強道具を持って行き、練習の合間に休みの課題などを進めていました。参考になるかわかりませんが・・・そんな高校生活でした。短期集中型というのかもしれません。

 

話を戻しますが、上記の方法を試してみても、自宅ではどうしても集中できないという場合、場所を変えるという方法もあります。図書館や学校の自習室、カフェに行く人もいますね。もちろん、アップルに自習に来るのもOKです。いろいろな方法を試しながら、自分に合った方法で、ぜひ本能に打ち勝ってくださいね!