プロ教師 北原のブログ

集中できる勉強法 “ポモドーロ・テクニック”

2017.08.10
こんにちは。とても長いような気がしていた夏休み、気付けばあっという間に終わりですね。提出物や、休み明けの実力テストの準備はいかがですか?また、9月にはすぐ「前期期末テスト」があります。部活の新人戦などもあり忙しい時期ですが、時間を見つけて少しずつ力をつけていきましょうね。
 
この前期期末テストは、中学3年生にとっては特に大切なテストです。高校入試を受けるにあたり、「評定」が大切だということはみなさんご存知だと思います。入試本番のテストの点数のほかに、普段の学校での頑張り、つまり定期テストの点数が入試の合否に関わってきます。3年生の場合、後期中間テストの点数までがその評定に関わるのですが、5教科以外の実技教科は今回の前期期末テストが最後のチャンスです。どうしても後回しになりがちな実技教科ですが、気を抜かずにきちんと対策していきましょうね。
 
さて、今回は、今注目を集めている「集中できる方法」についてご紹介したいと思います。最近テレビ番組でも紹介されていた、「ポモドーロ・テクニック」というものです。
「ポモドーロ」という名前は、イタリア語で「トマト」という意味の言葉なので、パスタ屋さんなどで聞いたことがあるかもしれません。このテクニックを考案した人が、学生時代に愛用していたトマト型のキッチンタイマーにちなんでつけたそうです。
 
方法は以下の通りです。
①その日にすることの計画を立てる。
②タイマーを25分にセットし、その間は勉強をする。ほかのことはしない。
③タイマーが鳴ったら、今度は5分にセットし、休憩する。
④タイマーが鳴ったら、また25分にセットし、勉強する。
⑤③と④を4回繰り返したら、長めの休憩(15~30分)をし、また②に戻る。
このセットを一日のうちに数回繰り返します。
 
計画については、「単語練習」「ワークを進める」など具体的に決めた方がよいかと思います。もし25分たたないうちに終わってしまった場合には、休憩せずに次の項目に入り、25分経ってから休憩します。
 
気を付けるポイントは、「25分間は、何があっても中断しない」ということです。途中で声をかけられたり、電話やメールが来たりしても、その25分間は答えません。家族には前もって伝えておいてもいいかもしれませんね。もし、どうしても中断しなければならなかったときには残り時間を続けるのではなく、もう一度そこから25分をスタートします。
 
この方法は、仕事の生産性を高めるために開発されたものだそうなのですが、勉強にも活かせそうですよね。ぐっと集中するくせをつけるにはぴったりの方法だと思います。また、もし25分でタイマーが鳴った時に調子が出ていてまだ続けられそうなときは、無理に勉強をやめる必要はないそうです。集中の波に乗るための方法なので、その後も集中が続けばなおよし、ということのようです。
私も最近知ったばかりの方法なので、早速実践してみようと思っています。「なかなか集中力が続かない」とお悩みの皆さん、試してみる価値がありそうですよ!