プロ教師 北原のブログ

「できない」ことは悪いことじゃない

2017.07.07
こんにちは。前期中間テストが終わり、一息ついている頃でしょうか。教室に来るみなさんが、いろいろな表情を見せてくれています。点数がアップした生徒さんはもちろんうれしそうですが、「今回は上がらなかったけれど、次回への課題が具体的に見つかってよかった!」という声もありました。自分自身のテストへの取り組みや、今後の学習プランについて、ゆっくり考えてみてくださいね。
 
さて、私は時々、「今日しようと思っていたことがあったのに、どうしてもやる気が出ない」「やる気はあるのに、疲れていて頭が働いてくれない」ということがあります。仕事や家事、自分で目標を決めている勉強など、いろいろな場面でそういう「どうにもならない日」というのがあります。皆さんもそういう時、ありませんか?宿題をしなくちゃいけないのはわかっているんだけど、今日は部活がきつかったんだよな・・・という日。
それでもなんとか気合を入れてがんばろうとするのですが、効率は悪くなるし、完成度も低くなってしまうのです。そうすると、「疲れていてもがんばったのにこの結果か・・・」と自分にがっかりしてしまいますよね。
 
そんな時、私は思い切って「今日はできない!」とあきらめます。自分のことは自分が一番知っている。できないものはできない、ですよね。一旦そういう自分自身を受け止めてあげるのです。できなくていいよ、しょうがないよね、だってこんなにがんばってるんだもん、と。
ただ、それで本当に何もしないままでは提出物が出せなかったり、自分が決めた目標に届かなかったりしますよね。ですから、あきらめるときに「今日はあきらめる。でも明日の朝、早起きをして取り掛かろう」など、代わりの案を決めるのです。そして、その代わりの案をきちんと実行するのです。
次の日の朝は、早く寝た分頭もすっきりしています。それに「今日こそはやらなくては」という緊張感もあり、思っていたより早くやるべきことが終わることも多々あります。
また、勉強に限らず、一人で解決できないことは「これは私には無理だ。誰かに手伝ってもらおう」と切り替えるのも案のひとつですよね。
 
「できない」というのは悪いことではありません。そのできないことをどうしたらよいか考えることが大切だと私は思います。一つひとつの問題を解決していくうちに、次からはもっとうまくできるようになるかもしれません。もし次回もうまくいかなくても、また「できなくていいか。じゃあどうしようか」ともう一度考えればよいのです。
 
みなさんもぜひ、「できない」自分を受け止めてあげてください。そして、「代わりに何ができるか」ということを考えてみてください。代わりの案が浮かばない時には、アップルの先生や教室のスタッフに相談してくださいね。一緒によい方法を考えていきましょう。