プロ教師 北原のブログ

ニモになろう!

2016.09.06
先日、ディズニー映画の「ファインディング・ドリー」を観てきました。映像が美しく、キャラクターもかわいらしくて、とても楽しい時間を過ごすことができました。そして楽しいだけでなく、実はとても勉強になることがあったので、みなさんにもご紹介いたします。多少のネタバレがありますので、「楽しみにしていたのに!」という方は「戻る」ボタンをどうぞ…。
 
主人公の「ドリー」は、見たことや聞いたことをすぐに忘れてしまいます。自分でもそれが分かっていて、「私ドリー。なんでもすぐに忘れちゃうの」と自己紹介するほどです。物語の中でドリーは、いつも大切なことを忘れます。周りからひどく責められることもあり、自信をなくしてしまいます。
そんなドリーに対し、お友だちのニモは違いました。「ドリーはこんなことができるよ」「ドリーだったらこんな時どうする?」と、ドリーの素敵なところを見つけ、学ぼうとします。そして最後にドリーは、「ドリーにしかできない方法」で問題を解決し、「私、やったのね!」と自分に自信を持つことができるのです。
 
さて、みなさんの中にもドリーがいるのではないでしょうか。「私はこれができないんだ」「僕はどうしていつもこうなんだろう」と、できないことばかり考えて自信をなくしていませんか?また、この記事を読んでくださっている方の中には、保護者の方もいらっしゃるかと思います。「うちの子は勉強ができない子」「落ち着いて座っていてくれない子」とマイナスな部分にばかり目が行ってしまうこともあるのではないでしょうか。
 
そんな時、近くにあなたやお子さんの良さを見つけてくれるニモのような人がいてくれると良いのですが、いつもそばにいてくれるとは限りませんよね。それなら、自分がニモになればよいのです。どんなことでも良いので、自分のここが素敵だなと思うことを探してみてください。「勉強は苦手だけれど、毎日絶対に休まないで机に向かっている!」「部活や習い事で、決して諦めず、できるようになるまで練習している!」「コツコツはできないけど、時々ものすごい集中力を発揮できる!」などです。
 
勉強に全く関係ないことでもかまいません。そして見つけたら、自分へ、そしてお子さんへ、声に出してそれを伝えてあげるのです。(青沼先生のブログに「自分をほめる」という記事がありましたので、そちらもぜひ読んでみてくださいね。)
良いところが見つけられると、「私はできるんだ」「今のままで十分素敵なんだ」と自分に自信が持てるようになってきます(この気持ちを自己肯定感と言ったりもします)。そうすると不思議なもので、他のことに対してもやる気が出てきます。好きなことに夢中になれる人は、勉強にだって夢中になれるのです。
 
ぜひ、自分に対しても、周りの人に対しても、「素敵だな」と思うところを見つけてみてください。
そして、自分の素敵なところを大切にして、他人の素敵なところはどんどんまねをして、より素敵な大人になっていきたいですね。