プロ教師 鎌田のブログ

子どもへの声がけを変える

2016.07.25
子どもたちと接する仕事柄、私たちスタッフは日頃から、どの様にコミュニケーションをとることがベストなのかについてよく話し合います。そこで今回は、子どもへの声がけについて考えてみたいと思います。
 
子どもは、何か行動を禁止される言葉や命令語などには、従ってくれないことがほとんどです。これは、大人の私たちに置き換えても同じだと思います。
では、なぜ従ってくれないのでしょうか。その理由の一つとして、話し手の真意が相手にしっかり伝わっていないことが考えられます。子どもにしてみれば、何がだめなのか、どうすればいいのかが伝わっていないので、従ってくれないのです。ですから、私たちはその瞬間の注意したい気持ちや怒りたい気持ちをほんの少しだけ落ち着けて、出来るだけ別の言葉に置き換えて冷静に伝えることが必要です。
 
例えば、どこかへ出かけたいのになかなか準備をしてくれない時、ついつい「早く準備しなさい!!」と怒ってしまうことはありませんか?そんな時は、「あと3分で準備してくれたら、公園ではいつもよりも10分多く遊べるなあ。」と、早く準備することのメリットを伝えてあげましょう。
 
授業するときに私が気を付けていることの一つに、マイナスな言葉は使わないというのがあります。代わりに、「こんな時はどうしたらいいんだっけ?」「じゃあこの場合はどうする?」など生徒さんに問いかけ、一つひとつ思い出してもらう様に心がけています。
 
上記の様に、咄嗟に出てしまいそうになる言葉に一瞬ストップをかけて、相手にとって分かりやすい言葉に変換してあげるだけで、お互いに負の感情の芽生えを防ぐことができます。その子の性格などを考慮して、自分なりにいろいろ伝え方を試行錯誤してみるといいかもしれませんね。
 
話しかける側が、ほんの少し配慮したり言葉を選ぶだけで、よい関係性が生まれやすくなります。
私も日々授業の中で、心に余裕をもった声がけを心がけていきたいと思います。