プロ教師 野里のブログ

受験前の声掛け

2016.03.08

受験直前の授業では、生徒さんに何を言おうか?どう励ませば力を発揮できるだろうか?…と、毎回とても悩みます。ちょうど先日、アップルスタッフの間でも「受験前の声がけ」というトピックが話題に上がりました。

端的にまとめると、『頑張れ!』といった抽象的な声がけや『慌てるな!』という禁止の声がけよりも、具体的に何かを奨励するような声がけの方が効果が高いのではないか、というような内容でした。例えば、『深呼吸して落ち着いて。最後の5分は時間をとって見直しに使おう。焦ってきたら心のなかで大丈夫って3回唱えよう。』などのように。
朝起きたら糖分をとるとか、自分が受験の時におこなっていたこともあわせて伝えると、さらに安心できるかもしれませんね。

『頑張れ!』というのも奨励する言葉のように思えますが、受け取る人によっては『頑張らなければ失敗するぞ』といった警告のように捉えられてしまうようです。

私は生徒さんと緊張感を共有しつつも、根拠のある「大丈夫」を伝えられるように心掛けています。
今年はこんなやりとりがありました。

「緊張する~。学校でも周りの子が緊張するって言って凄く焦っているので、それがうつってきちゃいました。」
『多分、先生の方が緊張してるよ(笑)』
「あと私方向音痴なんで、学校にちゃんと着けるか自信ないです…」
『とにかく朝起きて、受験票持って、きちんと会場に着いたら、後はなんとかなるから!
私立入試でも結果に出てた通り、実力はちゃんとついてるから大丈夫だよ!』
「そうですよね!」

この後、保護者の方ともお話ししましたが、同じように『きっと大丈夫だと思います。』とはっきりお伝えすることができました。夏以降の目を見張るほどの取り組みで、偏差値がぐっと上がったこの生徒さんなら、きっと大丈夫だと心から信じています。

受験に向き合う生徒さんそれぞれの、ひとつでも多くの頑張りが、嬉しい結果につながることを祈っています・・・!