プロ教師 野里のブログ

受験生の様子いろいろ

2015.12.01

先日、推薦入試で大学への進学が決まった生徒さんの最後の授業がありました。

合格おめでとう!という嬉しい気持ちと、これで最後か…という寂しい気持ちで最後の授業をむかえました。
その生徒さんは高校入試の時にも指導していたので、ついつい思い出話に花が咲いてしまいました。「ネガティブな私でも2回の受験を乗り越えることが出来ました!」と言ってくれて、本当に良かったなあ…としみじみ思いました。

その一方で、中3のある受験生がこんなことを言っていました。「こんな勉強して、将来何の役に立つんだろう…」学校の先生にとっても、塾の先生にとっても、保護者の方にとっても大人泣かせの定番の質問ではないでしょうか?

まずは目の前にある受験で使う科目なんだから頑張って!と言いたい気持ちでいっぱいですが、具体的にどの教科が将来どう役立つかということはその子の進路次第です。
三角関数だったら船舶免許を取るときに役立つかもしれないし、日本史だったら留学生に日本の歴史を説明するのに役立つかもしれない…。具体的にこういう時にこういう知識が役立つよ!と説明できるものばかりではないですよね・・・

ですが、人生におけるあらゆる判断のベースになるのがこれまで学んできた知識だということは理解しておいてほしいと思います。20しか知識がない人は、20という狭い範囲の視野でしかものを考えられませんが、100の知識がある人は、100の視野でものを考えることが出来ます。ひょんな場面でこれまで無駄だと思っていた知識が役立つこともきっとあるはずです。

自分の将来の可能性・・・その根底に今の学びがある、ということを頭の片隅におきつつ学んでほしいというのが私のおもいです。学校の勉強に限らず、部活で培ってきたものや、本で学んだこと、実際に体験して学んだことなど、すべてが自分の将来を広げる糧になっているはずです。
進路が決まった子も、これから受験を迎える子も、自分の今と将来のために精一杯学んでいきましょう!