プロ教師 野里のブログ

プロフェッショナルに学ぶ

2015.09.08

NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組をご存知でしょうか?毎回いろいろな分野のプロフェッショナルの方に焦点をあてて、紹介していくという番組なのですが、前回は化石ハンターの小林快次さんという方が取り上げられていました。

私も大学時代にフィールドワークで化石の発掘や、化石のクリーニング作業を行ったことがあったので、親近感を覚えつつ、わくわくしながら番組を見ていました。始めは単なる学術的な興味で見ていたのですが、小林さんの生き方や学問に対する姿勢に、とても惹かれるところがありました。若かりし日の論文発表で挫折を味わい、この学問を研究するセンスが自分には無いんだと感じる日々もあったそうです。そんな日々をどう乗り越えたのでしょうか?

小林さんは、とにかく多くの論文を読み、他人には負けないほどの知識を蓄え、化石の発掘と研究に励んだそうです。今では世界の名だたる研究者から『ファルコンズ・アイ(鷹の目)』と呼ばれ称賛される研究者となりました。しかし「ギャンブル性の高い化石の発掘」と「気の遠くなるような分析作業」の中で、未だに先が見えなくなることもあるそうです。そんなときは、1ミリでも前に進むのが鍵だと小林さんは言っていました。
「どんなに視界が悪くても、1ミリでもいいから前進する。そうすればどこかの山の上には上ることが出来る。」
これは研究の分野だけではなく、全ての物事において必要な姿勢だなあと、いたく心に響きました。

現状の自分は、1ミリずつでも前進できているでしょうか?ほんの少しずつでも前進している自分を実感しながら、日々の生活を送りたいものです。