プロ教師 野里のブログ

夏の作戦会議

2015.07.14

ある高校3年生の生徒さんと、夏の間の勉強の作戦をたてました。
普段の授業では英語の長文対策を行っているのですが、夏の間に、現代文の強化を行っていこうという話になりました。そこで、いろいろな国語のスペシャリストの方からお話を伺い、私自身もセンター試験の現代文を分析してみました。

私は理系を選択していましたが、実は国語はとても好きな科目で、特に現代文にはある程度の自信をもっていました。改まって現代文の受験対策をしなくても、まあまあの点数はとれていました。ですが、それ以上のところまで点数を伸ばすことは出来ませんでした。

今回、現代文の分析を行う中で、当時の私は、「問題を解くために文章を読むこと」と「物語を楽しむために文章を読むこと」の違いが全く分かっていなかったのではないかと思いました。文章を読む際、主観が入ってしまうのは仕方がないことですが、それを排さずに問題を解いてしまっていたのが、自分の弱点だったことに気が付きました。論理的に正解を導かなければならない現代文において、主観が入ってしまうと、本文ではなく自分の気持ちに即して、解答を選んでいることになってしまいます。それでは高得点は目指せないですよね。

生徒さんには同じ轍は踏んでほしくないなあ…と思い、早速その子にもこの話をしました。私の失敗談を笑って聞いてくれていましたが、きっと私と同じ失敗はしないだろうなと感じさせてくれる、頼もしい表情をしていたような気がします。