第一種奨学金(無利息)

第一種奨学金は、日本学生支援機構(旧 日本育英会)の奨学金制度のひとつです。対象は、高校生・短期大学生・大学生・大学院生・高等専門学校生・専修学校生となっており、特に優れた学生・生徒で、経済的理由から修学が困難な学生・生徒が貸与を受けられます。

貸与額について

奨学金は、毎月一回振り込まれることになっています。
第一種奨学金の場合、貸与月額は以下のように設定されています。

大学 国・公立 自宅 45,000円
自宅外 51,000円
私立 自宅 54,000円
自宅外 64,000円
高専 国・公立 自宅 21,000円
(45,000円)
自宅外 22,500円
(51,000円)
私立 自宅 32,000円
(53,000円)
自宅外 35,000円
(60,000円)

※平成20年度時
※( )内は4年次以降の額。上記の表では平成20年度入学者が4年進級時に適用。

申込資格について

審査基準になる成績と経済基準は以下のようになっています。
※基準は随時変わる可能性があり、目安ですので絶対的なものではありません。

区分 学力
(1年次に在学する者)
年収・所得の上限額(4人世帯の目安)
給与所得世帯 給与所得以外の世帯
大学 国・公立 高校2~3年次の
成績が3.5以上の者
951万円程度 456万円程度
私立 998 512
高専 国・公立 中学3年次の
成績が3.5以上の者
802 338
私立 836 362

※平成20年度時

返還について

返還金は後輩奨学生の奨学金として直ちに活用される重要なものです。返還されなかったり、滞納されたりといったことがあると、制度の維持が困難になる可能性もあります。しっかり返しましょう。 奨学金の貸与終了後、6ヶ月後に返還が始まります。6ヶ月の間に、返還に使用する口座の手続きや「返還誓約書」の記入などを済ませておいてください。

返還猶予

4年制大学卒業後、就職せず、進学等で学生である場合は、一時的に返還時期を先延ばしにできる「在学猶予」という制度があります。また、万が一災害や事故にあって長期の入院が必要だった、親が失業したなどのケースは、証明する書類と一緒に申請することで「一般猶予」が認められ、返還期間を遅らせることができます。

返還免除

第一種奨学金は返還を前提としたものですが、一定の条件を満たした者に適用される免除される制度もあります。これは、大学院在籍中、特に優れた業績を挙げた者として日本学生支援機構が認定した場合、貸与期間終了時に奨学金の全部または一部の返還が免除される制度です。業績の評価とは、学問分野での顕著な成果や発明・発見のほか、専門分野に関する文化・芸術・スポーツにおけるめざましい活躍、ボランティア等での顕著な社会貢献等がこれにあたります。詳細な評価基準は明かされておらず、日本学生支援機構内で議論の結果決定するようです。

申し込み・問い合わせ先

日本学生支援機構 奨学事業部
TEL:0570-03-7240
http://www.jasso.go.jp