センター試験のみで受験する

受験前の時間には限りがあります。そのため思い切って「やらないことを決める」という対策法で別の可能性が広がることがあります。
その一例として受験の上で近年最も注目されているのが、センター試験を活用した受験です。
近年では、センター試験のみで受験者の選考を行う私立大学が増加しており、毎年その枠は拡大傾向にあります。また、一般受験との併願のほかにセンター試験だけで複数回受験できる大学も増加しているので、可能性を広げるために選択肢の一つとして覚えておきたいところです。

センター試験のみの私立大学受験

センター試験のみで受験を行う場合、私立大学の個別試験に充てる分の時間をセンター試験対策に使うことができますので有効に時間を使うことができます。
また、センター試験は基礎学力をみるためのテストですので、高校の教科書に載っていないことは出題されません。個別試験にありがちな独特な問題も出ませんので、対策が非常にシンプルともいえます。記述や論述試験がないことや、マークシート式で解答できるという点も受験生にとってはメリットとなるかもしれません。
有名私大にもセンター試験のみでの選考方法をとっている大学がありますので、有名校合格を目指す場合に、考えておきたい選択肢です。
ほかには、以下のようなメリットがあります。

教科の選択

共通一次では一律に5教科の成績を利用していましたが、センター試験になってからは必要な教科を大学側で指定することができるようになりました。
6教科28科目のうち、受験生は最大6教科9科目まで受験することができます。
志望大学の入試に必要な科目を選択して受験することになりますが、前述したように各学校により科目が異なりますので、志望校の入試で必要な教科や科目は早めに確認しておくようにしましょう。

  • 同じ大学・学部にセンター入試と一般入試で受験できる2回分のチャンスが発生
  • 一度のセンター試験で複数の大学の受験が可能
  • 複数の大学を受験する場合、受験料を安く抑えることができる

センター試験のみの入試注意点

センター試験のみで受験ができるということは、一見楽で簡単なようにみえます。しかし、あなたが楽に感じるということは、他の受験者も楽に感じるということ。相応に倍率が高くなることは必至です。一般的には、センター試験のみの入試のほうが、個別試験で合格するよりも難易度が高いといわれています。
また、センター入試は一回だけ、もしセンター試験のみで入試をしようとしていた場合、失敗してしまうと次のチャンスは来年になってしまいます。一般入試と併願受験しておくほうが得策です。

私大受験以外のメリットについて

志望校がセンター試験を必要としない場合でも、できれば受験しておくことをおすすめします。
大手予備校より大学合格率が発表されますので現在の自分のレベルを知ることができ、今後の受験対策に活かすべきポイントが多くあるでしょう。また、本番の気分を存分に味わうことができますので、予行練習としては最適です。
また、センター試験後にも出願可能な私大がいくつかあります。センター試験の結果が意外とよい成績だった場合、出願してみるのもよいでしょう。自己採点により、成績がだいたいわかっている状態で申し込むことができますので、より合格の可能性が高い大学に申し込むことが可能です。