センター試験とは?

「大学入学共通テスト」とは、2019年度に廃止される「センター試験(大学入学者選抜大学入試センター試験)」に代わって、2020年度から新たに始まる入学試験です。大学入試センターが実施しており、国公立大学の一次試験として課せられます。
センター試験との主な違いは、「記述式問題の導入」と「英語の4技能の評価」です。

記述式問題の導入

大学入学共通テストの大きな特徴の一つが、一部教科の記述式問題の導入です。従来のセンター試験は全科目マークシート式の選択問題だったのに対し、大学入学共通テストでは、国語と数学で各3問、記述式問題が出題されます。(記述式問題の文字数、問題のねらい等については、大学入試センターからの情報をご確認ください。)
教科書内容を理解するだけではなく、様々な問題に合わせて積極的に思考、判断したり、適切に表現したりする対応力が求められています。

英語の4技能の評価

英語学習において重視されているのが、4技能(聞く・読む・書く・話す)です。センター試験では、読む(リーディング)・聞く(リスニング)の2つの技能だけが評価されてきましたが、2020年度からは4技能全てが評価されます。
現行の試験方式では、書く(ライティング)・話す(スピーキング)を含めた4技能を評価することは困難です。そこで、民間の英語資格・検定を活用することが決まりました。
2020~2023年度までは移行期間として、大学入学共通テストの英語試験と民間の資格・検定試験が併用されます。2種の試験結果のうちどちらを評価するか(あるいは、両方を評価するか)は各大学が指定します。民間の資格・検定を受験する場合は、高校3年の4月~12月の試験結果が活用されます。各試験について調べることも含めて、なるべく早期に対策をスタートしましょう。

教科の選択

大学入学共通テストの実施教科は、センター試験と同じく6教科30科目です。
各大学によって入試に必要な科目が異なるため、志望大の入試で必要な教科・科目を早めによく確認しましょう。

私立大学の参加

1990年度にセンター試験が始まって以来、国公立大学だけではなく私立大学もセンター試験に参加できるようになりました。センター利用方式では理系・文系ともに多くの私立大学が、3教科3科目のセンター試験結果のみで受験できるという方式を取り入れています。
一方、センター試験に代わる大学入学共通テストを私大入試で利用することについては、多様な試験形態との兼ね合いや公平性の問題を考慮しながら各大学が慎重に検討しており、今後、短いスパンで様々な変更・変化があるかもしれません。気になる大学の動向を、日頃から注意深くチェックしましょう。