平成25年度~宮城県公立高校新入試制度

平成25年度から宮城県の公立高校入試は前期・後期選抜そして2次募集と、最大3回試験を受ける機会があります。後期は今までの一般入試とほぼ変わらず、3月上旬に5教科の学力検査によって選抜されるのですが、前期は注意してみておく必要があります。面接や作文の実施有無は各高校の判断となり、学力検査(国語、英語、数学の3科目)が課せられます。したがって、現行より、より一層教科知識の充実が求められることになります。

前期はどの高校でも受験できるかというと、ここからが調べて、知っておかなければならない内容になります。前期選抜には各高校ごとに「出願できる条件」があります。これは全て公表されています。

高等学校入学者選抜審議会

検査項目は以下のA~C。これの合計点上位者から選抜(第1段階)と調査書を用いて総合的に選抜(第2段階段)があります。

例 仙台向山高校普通科の場合

前期出願条件

1
自己の言動に責任と他を思いやり協力する心を持ち、社会の一員としての役割を自覚し、将来を見据えながら学習活動はもとより、特別活動やスポーツ、文化活動へも意欲的かつ主体的に取り組もうとする者。
2
将来の希望が明確で4年生大学等への進学意識を持ち、自己を高め社会に貢献しようとする意欲のある者。
3
主体的に学習する習慣を持ち、中学校2,3年生の全教科の評定の平均値が4.3以上の者[調査書]。

と明記されていますが、3の評定4.3以上は必須条件です。
1、2はそれをアピールできることが条件です。

向山高校の募集定員は160人で20%の32人が前期の募集人数です。
配点は 調査書225 学力検査 国100 数100 英100 作文75 合計600
この600点中の上位者が選ばれる第一段階の割合が80%なので、ほぼこれで決まります。

後期は調査書:学力検査が4:6なので調査書よりも学力検査の方がやや重視されますが、調査書の比重も高いため、中学校3年間の努力も重視されることがわかります(定期テストもしっかり得点することが重要です)。

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中1、中2、中3へのアドバイス

1年生

新1年生には、これから3年間の努力が入試にも影響するので、日々の小テスト、定期テストをがんばるのはもちろん、部活動や学級活動、生徒会活動などに積極的に取り組み、充実した学校生活を送ることをおすすめします。

2年生

新2年生は、2年生からの評定は直接入試に関係してくる可能性が高いので、今まで以上によい評定を取れるよう学習に力を入れる必要があります。受験への意識を高め「あこがれの学校」「行きたい学校」がどのようなところか、どのような条件なのかを知ることをおすすめします。国、数、英の強化はもちろん、作文や小論文、面接対策のために、ニュースや新聞を注意してみておくと、なお良いと思います。新みやぎ模試を受験して自分の学習の達成度を見ることもおすすめです。

3年生

新3年生はいよいよ受験年で、周りも受験に対してソワソワしてくる時期ですが、前半はいつも通り定期テストに力を入れて下さい。しかし、できれば夏休み前までには、今までの総復習も平衡してできるような学習習慣をつけることを目指しましょう。
夏休み以降は周囲のモチベーションも勉強量もみんな上がります。周りよりも早くスタートすることがカギだと思います。もちろん、毎回模試を受け、自分の苦手なところ、復習ができていないところを見つけることも重要です。前期で受ける志望校は早めに決め、その学校に応じた受験対策を行うことも前期合格のポイントだと思います。しかし、「前期で絶対合格!」とは力まず、後期までを見据えた総合的な学習をおすすめします。(調査書にも反映する、という理由もあります)

入試制度が変わることは、受験する生徒さん、その保護者の方を悩ませてしまうものだと思います。
しかし、今回の変更は前期という、入試の機会が増えたという点、前期・後期ともに、各学校がどこにどのような比重をおいて選抜するかが明らかになっているという点、最後の一発大逆転!という一つの試験の比重の大きさよりも3年間の学習だけではない努力も評価に加えられるという点など、中学校生活を充実させるようなメリットのある改訂だと考えられます。努力は日々の積み重ねで大きな実を結びます。
中学生のみなさん、日々を大切にがんばっていきましょう!

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