教育コラム

「仙台経済界」掲載コラム

第25回 共学化や学区制廃止で揺れる高校受験

つい先日まで、「宮城県の公立高校の学区制は2007年度から廃止なんですよね。」というお問い合わせが多くありました。結局は、新聞報道にもありましたように2010年度になったようです。

進んでいる男女共学化により、今年度からは仙台二高が共学になります。「自分が在学中に男子校も共学も体験できるなんて珍しいことだ。」という意見もあれば、当社の個別教室のアップルの自習利用ノートに「共学反対」と書き込んでいる生徒もあり、賛否両論です。
当社へは、以前にも増して受験体制の変動に伴う進路相談が多くなってきています。その中で共通して感じられること、それは、「戸惑っているのは親御さんで、生徒さんは・・・」ということです。

オープンスクールの活用など以前に比べ主体的に志望校を考えようとする生徒さんも増え、各高校も公立私立とも学科やカリキュラムなどそれぞれの特徴を強く打ち出しています。それとは対照的に、どこの高校に行きたいという強い希望がなく勉強にもやる気がでないという生徒さんも多いようです。親御さんの戸惑う気持ちもよくわかります。

勉強にやる気がもてないという生徒さんは、「もっと知りたい」「わかることが楽しい」といった勉強に対しての好奇心がもてないという場合が多いようです。わからない、できないという体験がそのようにさせてしまったのかもしれません。では、そのような生徒さんは知的好奇心を持っていないのでしょうか?そんなことはありません。どんなに勉強嫌いの生徒さんでも、どんなにポーカーフェイスの生徒さんでも、家庭教師が教えていて問題が解けたときに小さな笑顔がみられるんです。当社の教師たちはこの笑顔を見逃しません。わかる喜びを感じている証拠です。この瞬間を的確にとらえてほめると教師と生徒さんの信頼関係が深まり、そしてそれが勉強のやる気につながります。生徒さんを合格に導くために当社の教師たちの受験指導が今年度もスタートしました。

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