教育コラム

「仙台経済界」掲載コラム

第23回 大人の果たすべき責任とは

弊社仙台事務局は今年10周年を迎えました。そこで先日は、皆様への感謝の気持ちを込めまして10周年記念セミナーを開催いたしました。大分県のNPO法人フリーリーの理事長 梶原陽子さん、スタッフの大内博文さんをお迎えしてのセミナーです。タイトルは、「お子さんのやる気を引きだしていますか?」。お二人のお話をぜひ聞きたいと当日は会場からあふれるほどのご参加をいただきました。

梶原さんは、時々ご参加の皆さんに「こんな時あなたならどうしますか?」とご質問されました。例えば、「ある生徒さんが、エアガンを持ってきました。あなたならどう言いますか?」などです。一つ一つがとても考えさせられるものでした。その中に、このようなやり取りがありました。「子ども同士で話し合わせます。」「~させる。させるんですよね。あなたが何かをするのではなく。」

無意識のうちに、私たちは自分の中に大きな壁を作ってしまっていると思います。家庭教師の一人としての自分、親としての自分、スタッフとしての自分・・。社会の中で生活しているがゆえに必要な周囲への配慮もあるかとは思いますが、知らず知らずのうちに行っている責任転嫁、自己保身などにも気づかされました。梶原さんが問いかけたのは、教師にでもなく親にでもなく「あなたなら・・」なのです。

梶原さんや大内さんのバイタリティーあふれるお話に、時には笑い、時には涙し、時には圧倒されそうになりながら、今自分が守るべき子供たちにもう一度初心に帰って接していきたいと思いました。

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