教育コラム

「仙台経済界」掲載コラム

第11回 毅然と言われ、ハッとして…

あるお母さんから聞いた話で、コミュニケーションとやる気アップに関する話がありました。  そのご家庭と教師は、日常の小さなやり取りの中でお互いの人格を認め合っていました。例えばご家庭が外出していて帰宅が遅れ、教師が外で待っていた時なども、
「先生すみません~」
「お帰りなさい。急いで帰ってきてくださったんでしょう。ありがとうございます。」 こんなやり取りが交わされる関係でした。
ある時定期テストで、点数・順位が下がったことがありました。子どもは自信を無くし、お母さんはオロオロ。でも教師は毅然と言いました。
「怯えないでください。○○さんは、今回のテスト内容で、絶対に押さえておかなきゃいけない部分は確実にできていますから。」
教師の言葉を聞いて、お母さんは怯えた気持ちが消え、子どもは、
「次に向けてガンバルゾ」
という心になれたそうです。そして次の実力テスト、凡ミスもなく高得点を取りました。 「一貫性のある指導に感謝しています。毅然と言われ、ハッとしました。うちの子は今、迷う事なく勉強しています。」先日私がそのお母さんにいただいた言葉です。
コミュニケーションが取れていて信頼関係があると、やる気が出てきます。家庭教師という仕事は、そんな人間関係を作って学習の成果を出すという一面を持っています。人間関係はすぐにできるわけではありませんが、それは勉強へのやる気アップに不可欠なものです。

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