教育コラム

「仙台経済界」掲載コラム

第18回 失敗しない学校選び

合格の知らせが届く時期になりました。苦楽を共にした生徒さんたちからの合格の知らせに当社スタッフのうれし涙が光ります。毎年の事ながら感動します。そんな感動もつかの間、いよいよ新年度を迎えるとまた次の受験勉強のスタートです。宮城県教育委員会は、今後2010年くらいまでに、県立高校の共学化を進める旨を発表しました。新聞にも載っていましたのでご存知の方も多いと思います。共学化に伴い、進学型単位制になる高校や、中高一環校になるところもあります。その変更の過度期に受験を迎える生徒さんをもつ親御さんはどのようになるのか気が気ではないでしょう。
以前に比べて偏差値だけではなく、その学校の「中身」で志望校を決めようとする生徒さんが増えてきたように思います。オープンスクールやホームページなどの利用もよく聞きます。親御さんも宮城県出身の方ですと、高校に対するイメージが自分たちの世代とはぜんぜん違うということはないでしょうか?各高校もそれぞれの特徴を打ち出してきています。それは、少子化に伴い高校側の生徒獲得のためとも考えられますが、時代の流れのひとつとして、以前より早い時期から将来の職業や進路を意識した志望校を選ばなければいけなくなってきているようです。
もちろん、無目的のまま高校、大学と進学するより早い時期で自分の適性や夢を意識し目標を持って勉強するほうが勉強に対するやる気も沸いてくることと思います。しかし、あまりにも進路を限定してしまったがゆえに自分に向いていないと感じた時に別の道を見つけ出せないという姿も多く見てきました。「自己実現が出来る」というのと「この職種につきたい」というのは違うものかもしれません。なるべく多くの選択肢をもつということも大切なような気がします。

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