教育コラム

「リビング仙台」掲載コラム

要領の悪い子への指導コツさえつかめれば伸びは早い

要領の悪い子への指導コツさえつかめれば伸びは早い「毎日机には向かっているけど、全然成績が上がらない。うちの子、本当に勉強しているのかしら?」などというケースがあります。本人は一生懸命なのですが、どうも要領が悪く損をしているようです。効率よく学習するコツを、プロの家庭教師が教える「家庭教師のアップル」教務部の畠山明さんに聞きました。

■まじめすぎて損高1のD君。

まじめで、コツコツ努力するタイプなのですが、テストは毎回50点前後。伸び悩む成績に、本人も「こんなものと、あきらめ気味でした。担当の家庭教師が、 D君を観察してわかったのは、まじめさゆえの非効率な学習法。テスト範囲が出ると、必ずページの順番に勉強。テストのときも順番に解いていくため、解らない問題でずいぶん時間的なロスをしていました。「テストでは、できるとこから解いていくこと」と指示してもどう見通しを立てればいいのか、最初は見当もつかない様子。そこで「君はこれができるんだから、始めはこの問題。次はこれ」と、解答順を明示。問題集を解くたびにこれを繰り返すことで、自分なりに解き方を工夫できるようになりました。普段の学習は、逆に「できない部分」を優先するのがセオリー。一人では行き詰まってしまい、なかなか先に進めなかった不得意分野こそ「先生がいる時に、先にやってしまおう」と激励。覚えた漢字を何度も練習するような非効率性を、排除していきました。「もともと努力家な彼のようなタイプは、コツさえつかめればあっという間に伸びます。要領が悪いとか嘆かないで、コツをのみこむまで繰り返し具体的な指導を続けることが必要です」。

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